夫婦なのに相手の資産を知らない。教えてくれない。そんなに時に私がやったこと。
私たちは共働きなのでお互いに収入があり、それぞれ担当する費目を出していました。
私の担当は食費全般、光熱費、突然の出費(ご祝儀・プレゼント代)です。
オットの担当は家賃と外食費です。
残りはそれぞれの貯金とお小遣いです。
そんな風にしていると、お互いに持っている資産がわからないまま数年たっていた、ってことありませんか?
貯金額はいくらなのか。貯金以外に株や債券等を持っているのか。
借金はあるのか。いくらくらいか。ちなみに私は育英会の奨学金を頂いていたので、たんまりありましたよ。
うーん、結婚したんだし、夫婦2人の経済状況を把握する必要があるよねー、子どもが生まれることを考えるとやっとく方がいいよねー。
しかし
お金の話をしようとすると怒るオット。教えてくれない。妻に騙し取られるとでも思っているのだろうか。世の中のお小遣い制のおじさんが情けないとでも思っているのだろうか。
そんなに時に私がやってみたこと。
1.プロに頼む
2.「ケッサンしよう!」と言う
1.プロに頼む
子どもが生まれたので、生命保険に入りたいと思い、「家計の見直し相談センター」に生命保険診断をお願いしました。有料だから真剣です。その際にライフプランニングシートを書かなければならず、それを理由にしてオットに通帳を見せてもらいました。
借金(育英会だけでした。ホッ。)の額も明確にしました。ちなみに私の分を書いて埋めてから見せました。自分の手の内を見せてからじゃないと開襟しないのよ、みんなそうよね。
2.「ケッサンしよう!」と言う
なるべく明るく、ユーモラスに言うのがコツ。
プロに頼んで資産・負債を把握しましたが、一回だけではもったいない。定期的にやりたい。だから、ケッサン(決算)しようと言い、半年に一回、または一年に一回の頻度で二人の資産(私たちの場合は貯金額と株の運用状況)を紙に書き出します。
私のオットは文字より数字、数字よりグラフ、白黒グラフよりカラーグラフに反応を示します。よって、カラーグラフを作ります。おもしろい、と思ってもらわないとやる意味がなくなるので必死です。
不器用ながら手書きです。エクセルで作った資料は目がスルーします。うちのオット。積上げ棒グラフを作り、きれいな色で塗り分けます。
「ケッサンできた」と言って見せ、どう思うか聞きます。大抵、「ふうん」です。いいんです、書き出すことが目的ですから…。
結果
プロに頼み、資産・負債情報を集めることができました。それを土台にして、2度目からは「ケッサンしよう!」といって半年に一回、お互いの資産・負債状況を集めて、内容を検討するようになりました。
10年たった今では、1年に一回ケッサンしています。オットも少しはお金に興味を持つようになってくれました。
そのうち、自動家計簿ソフトのマネーフォワードに任せようかなと思っています。
「結婚式 失敗談」でGoogle検索した結果を反映した結婚式(下)
「結婚式 失敗談」でGoogle検索した結果を反映した結婚式(上)の続きです。
Googleにて「結婚式 失敗談」で検索した結果、集約した5点
1.両親・義両親に細かく相談と報告をしていなかった。
2.すてきな結婚式にしようとオプションをつけまくり、高額になった。
3.お料理、飲み物、お車代、引き出物など、新郎新婦側から出すお金をけちった。
4.友人に依頼した出し物への期待が高すぎ、さらにお礼の言葉がなかった。
5.席次表の名前が間違っていた。
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1.両親・義両親に細かく相談と報告をする
大切です。ただし、気にする親とそうでない親がいるので、それを探りながら。私の親は気にしないタイプ、オットの親はすごく気にするタイプでした。以下のように、ひとつひとつ親に確認していきました。
新郎新婦:結婚式の場所はここでいいですか?
親:挙式会場はOK。披露宴会場がNG。もっと大きくて立派なところ。宿泊施設がついているところ。
新郎新婦:誰を呼びますか?
親:親戚はここまで(彼らの中で決まりがある)呼ぶ。親の仕事の関係者、親の恩人を呼ぶ。私たち、お会いしたことないんですけど…そゆこともある。
新郎新婦:衣装はこれでいいですか?
親:もう一着、ドレスを足すべき。結婚式会場の人がその方がいいって言うから。小物はいいものにしなさいね。
新郎新婦:料理はこれでいいですか?
親:試食の上、OK。
新郎新婦:配慮すべき出席者はいますか?
親:遠方から来る親戚にはすべて宿泊を用意する。足の悪い親戚のために、会場のトイレは車いすに対応しているか確認。珈琲が飲めない親戚のために1人分の紅茶を注文する。
新郎新婦:当日までの流れと、当日の時間、出し物はこんな感じですけど、いいですか?
親:OK。
こんな感じです。私の両親はこだわりが少ないので、ほぼメールで伝えるだけでした。義両親はこだわりがあったので、ウェディング・フェアに一緒に行ったり、パンフレットを渡したり、リストを見せたり、電話で話したりといろいろやりました。実際に電話したり見せるのはオットの役割です。
2.すてきな結婚式にしようとオプションをつけまくり、高額になった。
結婚式は1日だけなのに、300~600万の費用をかけます。安く済まそうとすると、親たちがNGを出してくる。どうすりゃいいの?
具体的には、自分たちが出したくないお金はやりたい人に出してもらうようにお願いしました。
お金を出す人は口を出す権利がある。口だけ出してお金を出さないのは嫌よ。
例えば、「私たちはお金がないので衣装は1つでよいと思います。衣装を増やした方がよいならその分を出してください」とオットを通してお願いしました。もちろん、自分たちでコツコツと貯金をします。でも、若いときにお金がないのは当然のことでしょ。
3.お料理、飲み物、お車代、引き出物など、新郎新婦側から出すお金をけちった。
ここはケチらない。それだけ。お料理と飲み物は標準より1つ上のランクにする。引き出物とお車代は、常識的な額にしました。
4.友人に依頼した出し物への期待が高すぎ、さらにお礼の言葉がなかった。
ここは実はちょっと難しくて、私自身の結婚式でもうまくいかなかったところです。私はプロの歌手の友達に歌ってもらい、オットは親友にスピーチと歌を頼みました。でもやっぱりグループならともかく、1人だと負担が大きかったかな…。お礼はもちろん渡しました。また、式後に丁寧にお礼を伝えました。
他には、新郎新婦ゆかりのプレゼント付きじゃんけん大会をしました。これは評判よかったです。
5.席次表の名前が間違っていた。
丁寧にチェックしたつもりでしたが、前日になって「新郎叔父」を「新婦叔父」と書き間違えを発見!急きょすべて印刷しなおしました。これは会場の方に印刷を頼めばよかったなあ…。
こんな感じで私たちは結婚式を挙げました。とても楽しく、また出席してくださった友達や親せきからも「すごくよかった。いってよかった」と言ってもらえて嬉しかったです。
「結婚式 失敗談」でGoogle検索した結果を反映した結婚式(上)
婚姻届をだしました。(→結婚の発想法(3))
それで、結婚式は、する?
わたしは「べつに」という感じでした。あまり夢がないタイプ…。オット(夫・主人・旦那)は同じく「べつに」です。想定通りの興味ないタイプ…。
『ゼクシー』を買いました。うーん、チラシをまとめた雑誌?あまり参考にならない。インターネットで結婚式を調べると、費用は300万~600万ほどかかるそうです。高いな。
うーん、うーん…。
思い返せば、私が結婚したいと思ったきっかけは、友達の結婚式でした。(→結婚の発想法(1))とても個性的なカップルだったので、結婚式も個性的。クラブを貸し切ってすべて自分たちでプロデュースしていました。プロのダンサー、歌手がステージに立ち、芸術家の作った作品が引き出物でした。
うーん、あそこまではいけないけれど、やっぱり結婚式っていいものだよなあ。
ということで、結婚式をする、と決めました。
話は変わりますが、その時に私がはまっていた読書のテーマは「失敗談」です。面白かったのはこの3冊です。
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
- 作者: 鈴木博毅
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/04/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 10人 クリック: 181回
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逆の発想です。成功したいなら、失敗例を知り、それを避ければいいのです。
早速、Googleにて「結婚式 失敗談」で検索してみました。主に以下の5つに集約されました。
1.両親・義両親に細かく相談と報告をしていなかった。
2.すてきな結婚式にしようとオプションをつけまくり、高額になった。
3.ご祝儀、お料理、飲み物、お車代など、新郎新婦側から出すお金をけちった。
4.友人に依頼した出し物への期待が高すぎ、さらにお礼の言葉がなかった。
5.席次表の名前が間違っていた。
私が結婚式を挙げたのは10年以上前です。今改めて検索してみると本質的な話がでてこないですね。結婚式当日の失敗談ばかり。2ちゃんねるは本音がでているので、こちらの方がいいかもしれません。
簡単に言うと、上記の失敗をしなけばいいのです。私が実行した1~5の対策は、「結婚式 失敗談」でGoogle検索した結果を反映した結婚式(下)に続きます。
普通の主婦が株式投資をはじめてみた。きっかけと結果。
私が株式投資を始めた話をします。
あれは、2005年くらいだったかな。友達に言われたことがきっかけでした。
「え、まだ株やってないの?みんなやってるよ!」
びっくりしました。今までは貯金しか考えたことがなかったから、投資ってどうやってやるのか、想像がつかなかったからです。
み、みんなやってるのか。じゃあやってみるかな。
その友達にどこで投資をすればいいのか聞きました。インターネットの証券会社がいいとのこと。家に帰って、ざっとネットで調べたところ、マネックス証券、楽天証券、SBI証券がありました。友達と同じ、SBI証券にて口座を開設しました。
そして、念のためオット(夫、主人、旦那)に聞きました。
わたし:株式投資したいんだけど、いい?友達がみんなやってるよっていうから、やってみたい。
オット:いいよ。
わたし:ありがとう。いくらくらい、最初は入金すればいいのかな。1万円からでもできるっていうから、1万円いれてちょっとずつ増やしていこうかなと思うんだけど。
オット:そんなに元手が少ないと大して増えないよ。もっといれないと。100万単位でしょ。
わたし:そっか、そうだねえ。100万円はちょっと勇気ないから、50万円でよい?
オット:いいんじゃない?
入金する金額は50万円に決まりました。
でもやっぱりちょっと怖いなあ。コツコツ貯めたお金だから、なくなっちゃうといやだなあ。
そこで、本の虫&インターネットの虫である私は、「投資」に関するブログを読み漁り、そこで紹介されていた本を片っ端から読みました。なお、この時は「株式」に限定せず、広い意味で「投資」に関して調べました。
とても参考になったブログ
とても参考になった本
ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
- 作者: バートン・マルキール,井手正介
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
最初に買った銘柄は、身近な会社です。選んだ基準はこんな感じ。
・社名を知っている。
・電話したとき、そこの社員がとてもよい対応をしてくれた。
・借金(有利子負債)が少ない。
・潰れなさそう(自己資本比率が高い)
・ちょっと面白いことをしている。
・30年チャートでみると高いところにいない。
・自分が使いそうな株主優待がある。
次にEDINETで社名を検索して、ざっと3年分くらいの提出書類(有価証券報告書、四半期報告書、大量保有報告書など)を読みます。
EDINETは、上場している企業が金融庁に提出した書類のデータベースです。金融庁に嘘をつけません!
私は金融や財務に関してまったく素人ですが、とりあえず読んでみます。単純なところでは、誤字・脱字があれば不注意だなと思うし、何度も書類を出しなおしていればどうなってんの?と思うし、世の中の傾向を的確につかんでいて、今後の目標設定がオリジナルで、ちゃんと経営層が動いているのか、というのを読み取ろうと頑張ります。数字の傾向は怪しいかどうかだけみます。あっているかはわかりません。
最後は、オットに確認!二人で貯めたお金だから、二人で最終決定します。
わたし:〇〇って会社の株を〇〇株、金額にして〇〇円分、買ってもいいかな?この会社は〇〇で有名で、借金はこの業界では少ない方。株主優待は〇〇がある。どう?
オット:いいんじゃない?
ちなみに、今までだめっていわれたことはありません。
運用成績は、2008年~2009年はがっつりと落ち込みましたが、少しずつ戻ってきました。うーん、でも大したことないです。
少しずつ世の中とのつながりが見えてきて、また気持ちだけでも経営者側のことがわかってきたので、株式投資を始めてよかったです。貯金とは別枠の資産を持つっていうのは大事なんだなあと思いました。
オットは「今まで新聞の株式欄を読むことなんて一生ないだろうなって思ってたけど、最近ちょっと見るようになったよ。けっこう面白いものなんだね」と言っていました。少しは夫婦で成長できたでしょうか。
*(注意)投資は自己判断でお願い申し上げます。
結婚の発想法(3)
もくじ
1.結婚すると決める
2.条件を確認する
3.戦略を練る
4.行動していく過程で、戦略を変える
5.この人!と決めたあと
6.結婚後
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5.この人!と決めたあと
はい、この人と結婚すると決めました。
職業は大学院生です。条件1~3は満たしています。過去、つきあっていたので向こうにとって私はNGではないのだろうと思います。
しかしなにせ学生。20代前半です。結婚なんてまったく考えていません。できるともしたいとも思っていません。30歳までは考えられないな、とかいいそうです。そんなに待つ気はありません。
どうしようかな?と考えて以下を実行しました。
・相手の実家に遊びに行く
・経済的合理性を説く
・遠回しに「結婚しないなら他の人を探す」と伝える
---
・相手の実家に遊びに行く
先方のご両親に会い、自分の存在を知ってもらうのです。
「あなたの実家に遊びに行きたい」でダメと言われたら、私は相手にされていないということです。または、実家近くのレストランで一緒に食事をするでもOK。
・経済的合理性を説く
大学院生の生活費と学費は、ご両親が出していました。
「生活費は1人でも2人でもそんなに変わらないでしょ。光熱費が3万から6万にはならないでしょ。私の扶養に入れば、ご両親の負担は減るでしょ。税金は高いんだよ。お得だよ」
・遠回しに「結婚しないなら他の人を探す」と伝える
プロポーズをしてくれるまで待つなんてことはしません。
「結婚」というキーワードは男性を脅かす(おどかす・おびやかす)ので、いかにそのキーワードを使わないで「結婚しないなら他の人を探す」と伝えるかは腕の見せ所です。
同義語としては、「一緒に生活する」「将来的に」「楽しくやっていく」などでしょうか。
晴れてプロポーズしてもらい、結婚することになりました。
婚姻届を提出する日に印鑑を忘れるなど、学生らしいハップニングもありましたが、私たちは結婚しました。
6.結婚後
ごく普通に過ごしました。
「どう?結婚生活は?」と聞かれても、「?ふつう」と答えるくらい、普通でした。幸せは普通の生活のなかにあるのです。
結婚の発想法(2)
結婚の発想法(1)の続きです。
もくじ
1.結婚すると決める
結婚すると決めました。1年以内に相手を見つけ、見つからなければ結婚相談所に登録すると決めました。
2.条件を確認する
結婚相手の条件を3つ(タバコだめ、酒大好きだめ、国立大理系院卒)決め、自分についても検討しました。
3.戦略を練る
4.行動していく過程で、戦略を変える
5.この人!と決めたあと
6.結婚後
ーーー
3.戦略を練る
さて、ではどこで出会えるか。
定番は、学生時代からの知人、職場、紹介です。
学生時代からの知人と職場にはいなかったので、紹介に賭けます。
国立大理系大学院卒、の女友達に合コンを設定してもらいました。大学の同期を紹介してもらえたらなーと思ったのです。ドンピシャ。たくさんいるそう。
どの職業の人がいい?と女友達に聞かれたのでとりあえずメーカーの会社員を頼みました。私の父と同じ職業です。
4回、合コンを設定してもらいました。
すべて素敵なレストランや飲み屋さんでした。
話は盛り上がり、笑いすぎて5時間経っていたときもありました。
私はすべてワンピースを着ていきました。(←やる気を見せた)
それでも、「この人だ!」という人は見つかりません。
条件1~3にはみんな当てはまっています。
もっと絞った方がいいのかもしれないと思いました。
4.行動していく過程で、戦略を変える
婚活を始めて、半年が経っていましたが、相手は見つからない。
やり方を変えなければならないと思いました。
そのときに思いだしたのは、女友達が言っていた「職業」です。適当に「メーカーの会社員」を指定したのは、父親がその職業だったから。イメージしやすいですよね。
もっと条件を絞ろうと思いました。
・会社員
・公務員
・その他(自営業など)
職業って大まかにこの3つですよね?おおまかすぎる?
・会社員
家族にいるとイメージしやすい。自分も会社員ですし。職場にいるのも会社員です。私の中では、「普通の働く人」です。
・公務員
何人か友人が公務員になりました。霞が関の人もいれば、地方自治体の公務員もいます。私の中では「堅実。組織をとても大事にする人」です。公務員は急な転勤、早朝出勤、深夜残業など、働き方がハードなところはハードです。みんな文句を言わないのがすごい。
・その他(自営業など)
実は私の周りにはほとんどいないので、当時は想像です。生活が厳しい人がいれば、裕福な人もいるだろう。社長とか地主とか資産家はこのカテゴリーです。経済的な幅がある。
ここでは自分はどのタイプだと人生一緒に頑張っていけそうだろうか、という点を考えました。会社員と公務員は合わないと思いました。かといって知り合いに自営業はいなかった。資産家は私のような普通の女性に興味を持ってくれないだろう。
うーん、困ったな。
はっ!いた!
昔付き合っていた人です。まだ大学院生のはず。
早速電話。会う約束をとり、数年ぶりに会って確認。
この人に決めた!
に続きます。
結婚の発想法(1)
私が結婚したい!と思ってから、結婚するまでの話をします。
考え方が個性的で、方法が具体的。「結婚したい」と思っている女性は聞きたいはずだ、とある人に言われたので書いてみます。
なお、結婚に興味のない方には、役に立たない話です。
もくじ
1.結婚すると決める
2.条件を確認する
3.戦略を練る
4.行動していく過程で、戦略を変える
5.この人!と決めたあと
6.結婚後
---
1.結婚すると決める
23歳の冬、はじめて大学の同級生の結婚式に出席しました。今まで年上(先輩・親戚)の結婚式に出席したことはありますが、同い年は初めてです。
ピンクのドレスに身を包んだ友達はとてもかわいかった。
どちらかといえば「かっこいい」タイプの女友達でしたが、大好きな人の隣でほほ笑む彼女を私はかわいいと思いました。
「かわいい!いいな!うらやましい!!!私も結婚しよう!!!!」
と決めました。
彼氏はいなかったので、探すところから始まります。
2.条件を確認する
そう、彼氏はいなかったので、探すところからスタートです。
ゴールは結婚することです。目標は明確ですので、あとはどんな人が自分と結婚してくれるかを考えます。
実は、私は結婚する人の条件がはっきりとありました。
条件1.タバコを吸わない人。
私はタバコのにおいが嫌いです。喉が痛くなるし、髪の毛ににおいがつくのも嫌です。彼氏じゃないなら全然OKですよ。でもずっと一緒にいる人はタバコを吸わない人がいい。
この時点で(私の周囲、当時では)80%の男性が当てはまりません。
条件2.お酒が好きすぎない人。
私はお酒があまり飲めません。お酒が強くて大好きで、日本酒やワインが趣味の男性は、私といても楽しくないでしょう。
これは私のまわりには30%ほどいたので、彼らは当てはまりません。
条件3.国立理系大学院卒の人。
私は学部卒なので、院卒の人=年上の人になります。
そして、今まで知り合った国立理系の人とはほぼ全員と気が合いました。少しオタクっぽいくらい、専門分野が好きな人、たくさんしゃべる私の話を聞いてくれる人です。
不思議なことに、条件3の人は、条件1と2に当てはまる人が多かったです。
さて、相手の条件は決まった。
次は自分の条件(いわゆるスペック?)を検討します。身もふたもない話です。
条件1.年齢
私は当時、23歳。たぶん「結婚」という言葉を吐くには若すぎる年齢でした。
でも、スタートダッシュは早ければ早いほどいいと思いました。
それは、学生のとき、アルバイト先にいた7歳年上の女友達が言っていた、
「なんでおじさんたちは若い子がいるとニヤニヤしちゃって嬉しそうで、隣に28歳、30歳の美しくて賢くて仕事ができる女の人がいても見向きのしないの、まったく!19歳の若い子ってだけでうれしそうなのが腹が立つ!!」
というセリフを思い出したからです。
女としては、努力を無視されたようで憤ります。月日と共に誰もが加齢するのに。
でも、一つの真実として「男性は若い女の人がいるとうれしいのだ」という事実だけを読み取りました。
スタートダッシュは早ければ早いほどいい。
23歳で相手を探し始め、24歳までに結婚相手を見つける。26歳までに結婚する。24歳までに見つからなければ、お見合い相談所に登録する。
そう決めました。
条件2.経済力
実家は資産家ではないし、特別に裕福ではない。ごくごく普通のサラリーマン家庭です。
また、残念なことに、当時はあまり認めたくありませんでしたが、私は高給取りにはなれません。そういう職種、業種ではない。また野心、能力、学歴、体力もそれほどありません。
アピールできるとしたら、「現在、私は働いているし、働き続ける意思がある」この1点のみでした。
条件3.容姿
私はモデルや女優のような美人ではありません。
身近に読者モデルをしていた大学の友人を知っているので。また、女優が持つプレミアムはない。
結婚に際しては、容姿はまあまあであればいいんだろう、と思っていました。美人は三日で飽きるっていうじゃない?ブスっていうのはブスっとしている人、という言葉も信じていました。
だから大丈夫!
結婚相手の条件と、自分の条件を確認しました。
あとは行動あるのみ。
に続きます。