良妻賢母のつくり方

研究者の夫と3人の子どもたちと共に東京で暮らし、自分の夢を追っています。

夫婦なのに相手の資産を知らない。教えてくれない。そんなに時に私がやったこと。

私たちは共働きなのでお互いに収入があり、それぞれ担当する費目を出していました。

私の担当は食費全般、光熱費、突然の出費(ご祝儀・プレゼント代)です。

オットの担当は家賃と外食費です。

残りはそれぞれの貯金とお小遣いです。

そんな風にしていると、お互いに持っている資産がわからないまま数年たっていた、ってことありませんか?

貯金額はいくらなのか。貯金以外に株や債券等を持っているのか。

借金はあるのか。いくらくらいか。ちなみに私は育英会の奨学金を頂いていたので、たんまりありましたよ。

うーん、結婚したんだし、夫婦2人の経済状況を把握する必要があるよねー、子どもが生まれることを考えるとやっとく方がいいよねー。

しかし

お金の話をしようとすると怒るオット。教えてくれない。妻に騙し取られるとでも思っているのだろうか。世の中のお小遣い制のおじさんが情けないとでも思っているのだろうか。

そんなに時に私がやってみたこと。

1.プロに頼む

2.「ケッサンしよう!」と言う

 

1.プロに頼む

 子どもが生まれたので、生命保険に入りたいと思い、「家計の見直し相談センター」に生命保険診断をお願いしました。有料だから真剣です。その際にライフプランニングシートを書かなければならず、それを理由にしてオットに通帳を見せてもらいました。

借金(育英会だけでした。ホッ。)の額も明確にしました。ちなみに私の分を書いて埋めてから見せました。自分の手の内を見せてからじゃないと開襟しないのよ、みんなそうよね。

2.「ケッサンしよう!」と言う

なるべく明るく、ユーモラスに言うのがコツ。

プロに頼んで資産・負債を把握しましたが、一回だけではもったいない。定期的にやりたい。だから、ケッサン(決算)しようと言い、半年に一回、または一年に一回の頻度で二人の資産(私たちの場合は貯金額と株の運用状況)を紙に書き出します。

私のオットは文字より数字、数字よりグラフ、白黒グラフよりカラーグラフに反応を示します。よって、カラーグラフを作ります。おもしろい、と思ってもらわないとやる意味がなくなるので必死です。

不器用ながら手書きです。エクセルで作った資料は目がスルーします。うちのオット。積上げ棒グラフを作り、きれいな色で塗り分けます。

「ケッサンできた」と言って見せ、どう思うか聞きます。大抵、「ふうん」です。いいんです、書き出すことが目的ですから…。

 

結果

プロに頼み、資産・負債情報を集めることができました。それを土台にして、2度目からは「ケッサンしよう!」といって半年に一回、お互いの資産・負債状況を集めて、内容を検討するようになりました。

10年たった今では、1年に一回ケッサンしています。オットも少しはお金に興味を持つようになってくれました。

そのうち、自動家計簿ソフトのマネーフォワードに任せようかなと思っています。