結婚の発想法(3)
もくじ
1.結婚すると決める
2.条件を確認する
3.戦略を練る
4.行動していく過程で、戦略を変える
5.この人!と決めたあと
6.結婚後
---
5.この人!と決めたあと
はい、この人と結婚すると決めました。
職業は大学院生です。条件1~3は満たしています。過去、つきあっていたので向こうにとって私はNGではないのだろうと思います。
しかしなにせ学生。20代前半です。結婚なんてまったく考えていません。できるともしたいとも思っていません。30歳までは考えられないな、とかいいそうです。そんなに待つ気はありません。
どうしようかな?と考えて以下を実行しました。
・相手の実家に遊びに行く
・経済的合理性を説く
・遠回しに「結婚しないなら他の人を探す」と伝える
---
・相手の実家に遊びに行く
先方のご両親に会い、自分の存在を知ってもらうのです。
「あなたの実家に遊びに行きたい」でダメと言われたら、私は相手にされていないということです。または、実家近くのレストランで一緒に食事をするでもOK。
・経済的合理性を説く
大学院生の生活費と学費は、ご両親が出していました。
「生活費は1人でも2人でもそんなに変わらないでしょ。光熱費が3万から6万にはならないでしょ。私の扶養に入れば、ご両親の負担は減るでしょ。税金は高いんだよ。お得だよ」
・遠回しに「結婚しないなら他の人を探す」と伝える
プロポーズをしてくれるまで待つなんてことはしません。
「結婚」というキーワードは男性を脅かす(おどかす・おびやかす)ので、いかにそのキーワードを使わないで「結婚しないなら他の人を探す」と伝えるかは腕の見せ所です。
同義語としては、「一緒に生活する」「将来的に」「楽しくやっていく」などでしょうか。
晴れてプロポーズしてもらい、結婚することになりました。
婚姻届を提出する日に印鑑を忘れるなど、学生らしいハップニングもありましたが、私たちは結婚しました。
6.結婚後
ごく普通に過ごしました。
「どう?結婚生活は?」と聞かれても、「?ふつう」と答えるくらい、普通でした。幸せは普通の生活のなかにあるのです。