普通の主婦が株式投資をはじめてみた。きっかけと結果。
私が株式投資を始めた話をします。
あれは、2005年くらいだったかな。友達に言われたことがきっかけでした。
「え、まだ株やってないの?みんなやってるよ!」
びっくりしました。今までは貯金しか考えたことがなかったから、投資ってどうやってやるのか、想像がつかなかったからです。
み、みんなやってるのか。じゃあやってみるかな。
その友達にどこで投資をすればいいのか聞きました。インターネットの証券会社がいいとのこと。家に帰って、ざっとネットで調べたところ、マネックス証券、楽天証券、SBI証券がありました。友達と同じ、SBI証券にて口座を開設しました。
そして、念のためオット(夫、主人、旦那)に聞きました。
わたし:株式投資したいんだけど、いい?友達がみんなやってるよっていうから、やってみたい。
オット:いいよ。
わたし:ありがとう。いくらくらい、最初は入金すればいいのかな。1万円からでもできるっていうから、1万円いれてちょっとずつ増やしていこうかなと思うんだけど。
オット:そんなに元手が少ないと大して増えないよ。もっといれないと。100万単位でしょ。
わたし:そっか、そうだねえ。100万円はちょっと勇気ないから、50万円でよい?
オット:いいんじゃない?
入金する金額は50万円に決まりました。
でもやっぱりちょっと怖いなあ。コツコツ貯めたお金だから、なくなっちゃうといやだなあ。
そこで、本の虫&インターネットの虫である私は、「投資」に関するブログを読み漁り、そこで紹介されていた本を片っ端から読みました。なお、この時は「株式」に限定せず、広い意味で「投資」に関して調べました。
とても参考になったブログ
とても参考になった本
ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
- 作者: バートン・マルキール,井手正介
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: 単行本
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最初に買った銘柄は、身近な会社です。選んだ基準はこんな感じ。
・社名を知っている。
・電話したとき、そこの社員がとてもよい対応をしてくれた。
・借金(有利子負債)が少ない。
・潰れなさそう(自己資本比率が高い)
・ちょっと面白いことをしている。
・30年チャートでみると高いところにいない。
・自分が使いそうな株主優待がある。
次にEDINETで社名を検索して、ざっと3年分くらいの提出書類(有価証券報告書、四半期報告書、大量保有報告書など)を読みます。
EDINETは、上場している企業が金融庁に提出した書類のデータベースです。金融庁に嘘をつけません!
私は金融や財務に関してまったく素人ですが、とりあえず読んでみます。単純なところでは、誤字・脱字があれば不注意だなと思うし、何度も書類を出しなおしていればどうなってんの?と思うし、世の中の傾向を的確につかんでいて、今後の目標設定がオリジナルで、ちゃんと経営層が動いているのか、というのを読み取ろうと頑張ります。数字の傾向は怪しいかどうかだけみます。あっているかはわかりません。
最後は、オットに確認!二人で貯めたお金だから、二人で最終決定します。
わたし:〇〇って会社の株を〇〇株、金額にして〇〇円分、買ってもいいかな?この会社は〇〇で有名で、借金はこの業界では少ない方。株主優待は〇〇がある。どう?
オット:いいんじゃない?
ちなみに、今までだめっていわれたことはありません。
運用成績は、2008年~2009年はがっつりと落ち込みましたが、少しずつ戻ってきました。うーん、でも大したことないです。
少しずつ世の中とのつながりが見えてきて、また気持ちだけでも経営者側のことがわかってきたので、株式投資を始めてよかったです。貯金とは別枠の資産を持つっていうのは大事なんだなあと思いました。
オットは「今まで新聞の株式欄を読むことなんて一生ないだろうなって思ってたけど、最近ちょっと見るようになったよ。けっこう面白いものなんだね」と言っていました。少しは夫婦で成長できたでしょうか。
*(注意)投資は自己判断でお願い申し上げます。